北川村長選 ユズ振興へ連携強化を 問われる官民の距離

2012年10月05日 15:07

 

2012年9月26日(水)、高知新聞の地域欄に北川村長選の結果を知らせる記事が掲載されていました。

 

無所属で現職の大寺正芳氏(68)が無投票で3選を果たしたそうです。

 

北川村のユズの生産量は20年ほど前には安芸市などに抜かれてしまい、ブランド力でもまだ少々不足している部分がある模様…。

たくさんの課題を抱えている北川村を今後大寺氏はどのように導いていくのでしょうか。

 

ちなみにかつて役場に勤めていたという大寺氏は、「村とユズ農家との間に距離があった」と振り返っており、どうやら官民の連携が不十分だったようです。

村のユズを欧州へ玉で輸出する計画も進んでいますが、販路拡大に対応できるような生産体制はまだ構築が(完全には)なされておらず、この海外展開を軌道に乗せるためにも、輸出を農家の所得向上に直接結び付け、なおかつ若手生産者の確保・育成につなげる仕組みが必要だと考えているようです。

 

ユズの海外輸出計画はうまくいけば北川村の地域活性化につながりますが、やはりとても規模の大きい計画だけに、立ちはだかる壁も大きいみたいですね。

それに、重要なのは輸出が成功するかどうかではなく、成功した後さらにどう発展させるかということですよね。

 

北川村のこれからのために、大寺氏には住民の皆さんと十分にコミュニケーションを取りつつ、経済的な面もしっかりと考えて、力を尽くしていただきたいですね。

 

それと同時に、私も、行政や経済のことはまったくわからないただの一大学生ですが、若者独自の目線で北川村のこれからを見つめ、活性化に少しでも貢献したいなと思います。

 

 

 

 

(ニュースの方の記事はだいぶふざけているように見えるので、こちらは真面目に書きました。勿論ニュースの方の記事も至って真面目に書いているのですが。)

 

 

 

 

 

3回生 片倉