フィールドワークを終えて。

2012年10月21日 12:17

 

10月6日(土)・7日(日)の2日間、再び北川村へ行って参りました。

 

今回は1泊2日ということで、北川村の魅力を存分に味わいつつ、住民の方々とも濃厚に交流してきましたよ(笑)

 

ちなみに上の写真は、2日目に連れて行って頂いたユズ畑の写真です。

 

たくさん実っているユズもさることながら、やはりこの景色が素晴らしいなと改めて感じました!

北川村はとにかく自然が豊かで、どこを見ても美しい。

これが、北川村が誇れる最大の魅力なのではないかと思いました。

 

あと、あれですね。前回のフィールドワークで訪れた森林やダムなどでも思いましたが、北川村にはちょっと不思議な小道がたくさんありますよね。

いつも「この道の先には何があるんだろう」とわくわくしました。

 

…そうしてつい、ずんずん先に行こうとしてしまい、いつの間にやら他の皆とはぐれてしまいそうになりましたね。

(3回生は全員終始こんな感じでした。なんて自由奔放なんでしょうか。笑)

 

話が少々逸れてしまいましたね。

 

私がこのフィールドワークを通して感じたのは、北川村には本当にたくさんの素敵な資源があるということです。

モネの庭、ユズ、中岡慎太郎資料館&生家、森林鉄道、温泉、そして…溢れんばかりの自然と、童心に帰ることのできる懐かしい風景。

これらはすべて、北川村でしか味わうことのできないものです。

 

しかし、これだけ魅力があるにもかかわらず、外部の人達はそれらを知らない。

それがすごくすごくもったいないなと思います。

(かく言う私も恥ずかしながら、このフィールドワークに参加するまで北川村のことをあまり知りませんでした…。高知県民なのに。笑)

 

もっと情報を発信して色んな人に北川村の魅力を知ってもらい、実際に足を運んでもらえるような工夫が必要ですよね。

…とは言っても、北川村は少々交通の便も悪いですし、宿泊施設もそんなにあるわけではないようですし、まだまだ課題は山積みだと思いますが…。

農業や林業の後継者を確保するという重要かつ困難な課題にも直面していますしね。

 

今回、北川村の観光について考えてみて、「観光」というのは様々な問題が絡み合っていて、そこに「理想」も存在するから本当に複雑で難しいなと改めて痛感しました。

必ずしも成果が目に見える形であらわれるわけではないですしね。

 

 

 

しかしあれですね…。人間というのは現金にできていて、フィールドワークを終えてから北川村に関する情報にすごく敏感になりましたね(笑)

ちなみに先日の読売新聞には北川村に関する記事が大きく2つ並んで掲載されていました。

今モネの庭では、フランス・マルモッタン美術館の元館長で銅版画家でもあったジャン・マリ・グラニエさんらの作品を紹介する「花・葉っぱ・とげ」展が行われているそうですね。

その記事の中に、こんな文章が。

 

(娘の)フランソワーズさんは「両親は北川村を愛し、この庭園はフランスにある本家よりも美しいと話していた」と述べた。

 

何だかとっても嬉しいですよね。こういうのを見ると。

こんな風に言ってくれる北川村ファンが、これからもどんどん増えるといいですよね。…いや、増えます!!絶対!!(笑)

 

 

 

フィールドワークは終了しましたが、これからも北川村に関する情報に目を光らせつつ、自分なりに色々考えを巡らせていこうと思っています。

北川村にもまた行きたいですね♪

 

 

では最後に、北川村観光協会の松本さんをはじめ、お世話になったたくさんの方々に感謝の気持ちを込めて。

本当にありがとうございました。

もしかしたらまたお会いすることがあるやもしれませんので、その時はどうかよろしくお願いいたします(笑)

 

 

 

 

 

 

3回生 片倉