記事が被ると似たようなコメントしかできなくてつまらないなということで、私は9月20日の「土佐あちこち」から紹介させていただきます。
「高知のユズ」といえば、確かに馬路村のイメージ。
テレビ番組『秘密のケンミンSHOW』でも馬路村農協が紹介され、あの美味しそうなおもてなしに目を輝かせた人も多いのでは…。
しかし「高知のユズ」は北川村も負けていません。
『昭和40年代にコメからユズへの転作を進めて以降、北川村が長く県内一の産地だった』のですが、『農家の高齢化などで、収穫量は二番手に』なりました。
そこから今、再び巻き返しを図っているようです。
ユズ玉をフランスへ輸出する計画について、私は初め「加工食品や商品を輸出するわけではないのに何を大袈裟な…」と思っていました。
しかしユズ玉そのものを輸出するということは、玉の表面が綺麗で傷が無く、また形が整っているなど徹底した品質管理が求められるということです。
また輸出に関しては農薬使用や病害対策に関する要件が厳しいといいます。
自分で想像していた以上に大変なことだったのだと知り、あえてそれに挑戦しようとする北川村を見る目が変わりました。
さて先日、上で述べたような厳しい条件をクリアした青玉の収穫が行われました。
ニュースでその様子を見ましたが、これからに期待が持てる収穫具合だったようでほっとしました。
これからフランスでどのようにユズが使われていくのか、とても楽しみです。
また、加工産業に弱いと言われる高知ですので、新しい柚子の加工製品にも期待していきたいです。
3回生 野口泉