第2回フィールドワーク★

2012年08月09日 12:53

8月4日(土)、フィールドワークの2回目ということで、再び北川村へ行って参りました!

 

今回は、林業にスポットライトを当てて北川村の観光を考えよう!…というわけで、国の重要文化財に指定されている森林鉄道を見たり、間伐展示林の中を実際に歩いたりしました。

 

まず、森林鉄道について、山田英忠さんからお話を伺いました。

山田さんは、昔杣師(いわゆる「木こり」ですね)として働いていた方で、その当時の体力は今も衰えていないのか、なんとマラソン47都道府県制覇を成し遂げたそうです!!

 

私、山田さんとマラソンで勝負したら絶対に負けるな…と思いました。

ちなみに、私、20歳、山田さん、77歳。

 

…いやはや、若いくせして情けないものです(笑)

 

その後、北川村にある遺構を見に行きました。

これは「二股橋」という橋で、「めがね橋」とも呼ばれているそうです。

 

「二股」と聞いて、つい最近世間を騒がした某有名俳優さんを思い浮かべたのは私だけではないはずです(笑)

しかし、そのこととはなんの関係もありませんのでご安心を。(当たり前です。笑)

 

そして今回の私のベストショット、「ぼっち十川さんwith堀ヶ生橋」です(笑)

橋を下から眺めることなど滅多にないので、なかなか新鮮でした。

川の水の色が、一体どこの絵画から飛び出してきたんだというくらいに美しかったです。

 

そして待ちに待った昼食です。

豪華な御膳を前に、思いっきりはしゃぐ十川さん。良い表情です(笑)

 

残念なことに私は元々偏食なので、食べられないものもありましたが、それ以外はおいしく頂きました。

特に、お刺身と、デザートのゆずプリンが絶品でした♪

 

そして午後からは、高知東部森林組合の組合長であり、北川村観光協会の会長でもある田中静雄さんから林業に関するお話を伺い、その後間伐展示林の中を歩きながら、今度は林田富寿さんに色々なお話を伺いました。

 

林業は今、衰退の一途を辿っており、林業に従事している方の中でも、若者の割合は年々減少する傾向にあるそうです。

 

木材が安くなれば私たち消費者は嬉しい限りですが……やはり、生産者と消費者では見方も事情も違ってくるのだなと思いました。

 

ちなみに、さらにその後、予定にはありませんでしたが、北川村観光協会の松本さんの粋な計らいで、平鍋ダムを見に行きました♪

 

 

今回、「林業」と「観光」を考えた際に、若年層もターゲットに含めるなら、やはり今のままでは何かが足りないな…と思いました。

若い人は森林鉄道だけ見ても物足りないだろうし…かと言って先にモネの庭とか温泉とか行っちゃうとそれで満足して帰っちゃうかもしれないし…。もっと若い人も楽しめるような穴場的スポットがあればいいのに………と、思いました。

(例えば、森でとれた木材を使って実際にグッズが作れる工房があるとか。それなら私達のような若者だけでなく、親子で来る人も多くなるんじゃないかな…。)

 

 

しかし、普段こんな大自然を満喫することなんてないので、とても癒されました(^^*)

 

次のフィールドワークも楽しみです♪

 

 

以上、3回生の十川……ではなく、片倉がお送りしました(笑)

 

 

 

3回生 片倉