私たち高知県立大学文化学部生は、先月30日に北川村にある「中岡慎太郎館」と「モネの庭」に伺わせていただきました。
皆さんは「北川村」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか?
(中岡慎太郎館から見た村の風景!!)
私は、北川村と言えば、「ゆず!!」という印象が強いのですが、そう思う方もたくさんいらっしゃると思います。
実は、今では北川村の特産物となった「ゆず」は、中岡慎太郎によって推奨されたのです!!
当時、飢えをしのぎ生き延びるための方法として考えられたのがきっかけで、それ以来積極的にゆず栽培が行われてきました。
そして現在では、北川村のゆずを使った多くの特産品が、スーパーなどに並べられていますよね!北川村の自慢ではないでしょうか?
中岡慎太郎は、「幕末の志士」として教科書などに紹介されていますが、このように「今」に残るような特産物を作り出していたとは、驚きました。
そして次に北川村にある「モネの庭」について書かせていただきたいと思います。
私は高知県出身でありながら、初めての「モネの庭」でした。
以前、パンフレットなど写真を通して見たことはありましたが、実際自分の足で歩いて見てみると、庭はとーっても広くて多くの花が目に飛び込んできました。
もともと、フランスのモネの庭に似せてつくる予定だったそうですが、フランスと高知の気候の違いなどからなかなか同じものを植えるのは困難だったそうです。
そして、もみじなど日本の気候に合うものを植えているうちに、日本・北川村の独自性が生まれ、現在ではそれが大きく評価されているそうです。
フランスの雰囲気を漂わせながらも、日本の文化を大切にしている「モネの庭」。
日本には四季があるので、行く時々によって植物の見せる顔もさまざまなはずです。
何回行っても全く同じものは見れないので、また必ず、違う季節違う時間帯に訪れたいと思いました。
次に行くときは、どんな景色が見れるのかとても楽しみです。
以上、2回生岡崎でした。最後まで読んでいただき、ありがとうございます!